〜言の葉の部屋〜

小噺 青銅聖闘士編



※副題:末っ子は誰だ!?※
注:「末っ子は星矢!」と決められている方は直ぐに引き返して下さい。原作を読み返して検証した結果ではありますが、色々と今までの定説(?)をぶち壊してる気がします・・・


???「お前達がブロンズセイントで良いんだな?」
星矢 「アンタは?」
???「オレは本来こっち(半神)には関係ないんだが、進行役を頼まれてな」
瞬  「だから、誰なんですか」
???「腰掛けシルバーセイントのシンだ。面倒な事は嫌いなんだが、他に適役が居ないとか。さっさと終
    わらせる為にも協力しろ」
氷河 「白銀聖闘士は腰掛けで出来るものなのか?」
紫龍 「無理だと思うが・・・本人が言うのを否定するものな・・・」
シン 「そこ、無駄話は抜きだ。オレは夕飯の支度に帰らなきゃならん。早速、本題に入るが・・・お前達
    の話中の年齢をはっきりさせておけ、という事だ」
星矢 「そんなの、聖戦から半年って言ってんだから公式+1くらいで良いんじゃないか?」
シン 「それがそうもいかなくてな・・・一つ聞くが、お前達10人兄弟のなかで末は誰だと思う?」
瞬紫氷「「「星矢」」」
星矢 「12月生まれだからオレだろ?」
シン 「先ず、その認識が間違っている。お前達が銀河戦争とやらに出場した時の年齢を言ってみろ」
星矢 「13だ」
瞬  「僕も13歳だったね」
氷河 「俺達は14だったな」
紫龍 「あぁ、一輝は15だったか」
シン 「なら銀河戦争は何月開催だったか覚えているか?」
瞬  「確か9月だったよね。僕の誕生日の後だった・・・から・・・」
シン 「気付いたみたいだな」
瞬  「・・・」
星矢 「えっ!?どういう事だよ!」
シン 「説明するのが面倒だが、瞬は銀河戦争の直前に誕生日が来て13になったんだ」
紫龍 「それではまさか・・・」
シン 「その通り。末は星矢じゃなくて瞬だという事だ」
星矢 「きっと瞬の記憶が間違ってるんだよ!瞬の誕生日の前に開催されて」
シン 「それはない。当時の銀河戦争開催を伝える新聞に9月10日としっかり日付が載っている」
紫龍 「瞬の誕生日は・・・9月9日だったな・・・」
シン 「と言うわけで星矢。お前の今の年齢は15歳だ」
星矢 「・・・オレ、1度も誕生日祝ってないぞ・・・」
シン 「当たり前だ。ポセイドンとの戦いが4月だっただろ?と言う事は、14の誕生日はシルバーセイント
    と戦った後の療養期間中だったんだろうな。15の誕生日は聖戦の後、つまり昏睡状態だ」
星矢 「軽く浦島太郎になった気分だ・・・」
シン 「先に進めるぞ。後の面子は瞬が14歳。紫龍と一輝が16歳、氷河はもう直ぐ誕生日だがまだ15歳だ
    な」
氷河 「俺の誕生日がもう直ぐと言う事は」
シン 「話中は1月という事だ。ちなみにブロンズ10人兄弟の順は・・・と、これか。上から順に蛮・檄・
    一輝・紫龍・氷河・市・那智・邪武・星矢・瞬だそうだ」
瞬  「兄さんが一番上じゃないの!?」
シン 「銀河戦争開催時、年齢が15歳だったのは蛮・檄・一輝の3人だが、誕生日は順に12月・5月・8月
    という事だ。お前達ゴットクロスとやらの持ち主5人の中じゃ一番上に間違いはないが」
瞬  「なんだか・・・そう説明されても信じきれないっていうか・・・」
星矢 「だよな。蛮より一輝の方が長男!って感じがするし」
氷河 「どう考えても星矢は末っ子気質だしな」
紫龍 「俺と氷河は一輝と同学年だったのか・・・」
シン 「後はお前たちで考えろ。オレはこれからサンクチュアリにも行かなくてはならないんでな」
星矢 「聖域に?何でだよ」
シン 「これのゴールドセイント編もやれというお達しだ」
氷河 「黄金聖闘士にも何かあると言うのか?」
シン 「そんな事は知らん。アイツ等・・・随分育っているんだろうな・・・」
紫龍 「知り合いか?」
瞬  「けど、こっち(半神)とは関係無いって言ってたよね?」
シン 「こっち(聖なる)の話だ、気にするな。じゃあな」
星矢 「なんか面白そうだし・・・オレも行ってくる!」


※と、言うことで、当サイトでは星矢は末っ子ではありませんので悪しからず・・・





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